物価統制令違反 昭和26年8月9日
事件番号
昭和26(れ)700
事件名
物価統制令違反
裁判年月日
昭和26年8月9日
法廷名
最高裁判所第一小法廷
裁判種別
判決
結果
棄却
判例集等巻・号・頁
集刑 第51号595頁
原審裁判所名
福岡高等裁判所
原審事件番号
原審裁判年月日
昭和26年4月10日
判示事項
一 犯意の成立と違法の認識 二 上告審において始めて期待可能性がないと主張した場合と上告理由の適否
裁判要旨
一 被告人等の犯意は被告人等の買受けた本件物質の価格が公定価格を超えたものであることを被告人等において認識するによつて成立し、さらにその違法であることの認識を必要としないことは当裁判所昭和二四年(れ)第二〇〇六号第二六年一月三〇日第三小法廷判決(判例集五巻二号三七問頁)の趣旨に徴して明らかなところである。 二 原審においては、期待可能性がないとの主張がなく、原判決もこの点につき何等判示していないに拘らず、上告審において始めてかかる主張がなされた場合には、その論旨は結局原判示にそわない事実を前提とする主張に帰する。
参照法条
刑法38条1項3項,旧刑訴法409条,旧刑訴法360条2項