薬事法違反 昭和28年10月16日
事件番号
昭和27(あ)3492
事件名
薬事法違反
裁判年月日
昭和28年10月16日
法廷名
最高裁判所第二小法廷
裁判種別
判決
結果
棄却
判例集等巻・号・頁
集刑 第87号481頁
原審裁判所名
東京高等裁判所
原審事件番号
原審裁判年月日
昭和27年2月23日
判示事項
氏名不詳者に対する販売についての自白と補強証拠
裁判要旨
自白を補強すべき証拠は必ずしも自白にかかる一個の犯罪事実の全部にわたつてもれなくこれを裏付けるものでなくても自白にかかる事実の真実性を保障しうるものであれば足りることは当裁判所のくりかえし判例とするところである。本件の場合原判決挙示の自白以外の証拠によれば被告人の自白にかかる本件犯罪事実全部が架空なものでないことが充分に保障しうるものであるから、所論氏名不詳者に対する販売の点については被告人の自白以外に直接の証拠がなくても違法ということはできない。
参照法条
刑訴法319条2項,憲法38条3項