この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
外国人の配偶者と離婚したい、自宅から退去してもらいたい、という相談でした。ご相談者は、相談前に既に一度別の弁護士に依頼していましたが、交渉が難航していたため、前の弁護士を解任して、新しい弁護士を探している状況でした。
解決への流れ
まず、ポイントを絞った条件交渉を行うために、譲れない条件と譲っても構わない条件を整理してもらいました。本件では相手方にも弁護士がついていたため、相手方弁護士を通じて、条件交渉を行いました。当初、条件面で隔たりがありましたが、双方の希望ができるだけ実現できるような提案を行い、最終的には双方が納得できる形で離婚の合意と相手方の自宅からの退去を実現しました。
離婚や別居の際、自分が家を出るのは比較的簡単ですが、相手に退去してもらうのはとても大変です。長期化も覚悟しましたが、条件面での提案を工夫することで早期に相手の合意を得ることができ、短期間で解決することができました。ご相談者からは「袴田先生だからこそ解決して頂けた」と大変嬉しいお言葉を頂きました。