犯罪・刑事事件の解決事例

【消滅時効援用】支払停止して15年、支払督促をきっかけに借金問題を解決。

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石田 優一 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人みお綜合法律事務所神戸支店
所在地兵庫県 神戸市中央区

この事例の依頼主

40代 男性

相談前の状況

Hさんは、自営で建築業を営んでいましたが、資金繰りが悪化したことから、消費者金融からの融資で事業資金と生活費をまかなうようになりました。何十万と借り入れることができるため、一時的に資金繰りや生活費のやりくりは改善したようにも思いましたが、利息が高いため、すぐにやりくりは厳しくなりました。Hさんは次々と消費者金融で借入を行い、借金はあっという間に250万円になってしまいました。借金が膨らんでからもしばらくの間は何とか返済を続けていたHさんですが、そのうち借金返済に回すお金が無くなってしまい、ついに、支払いをストップするようになってしまいました。支払いをストップすると消費者金融からの厳しい督促がやってきます。Hさんは、厳しい督促に耐え、数カ月対応できないでいると、いつの間にか督促はなくなりました。そのため、Hさんはそのまま何年も借金の支払いをしないようになってしまいました。そして、15年もの間督促がないままの状態であったため、Hさんはすっかり借金のことは忘れていました。ところがある時、留守中に裁判所からの特別送達が届いているとの不在通知が投函されていました。何のことか分からないものの裁判所と聞いてただ事ではないと感じたHさん、再配達を依頼し、封筒を開けてみると、消費者金融から債権を譲り受けた債権回収会社が支払督促を起こしたことが分かりました。突然の通知に驚いたHさんは、至急手続きをする必要があると思い、弁護士事務所に相談に来られました。

解決への流れ

Hさんが持参された支払督促を見ると、Hさんは15年前に支払をストップしていることが分かりました。消費者金融からの借金は5年支払わないままにしていると消滅時効により支払をしなくてよくなります。そのため、Hさんの場合も消滅時効援用で借金問題を解決できると判断。他に返せないままになっていた消費者金融も含めて、消滅時効援用通知送付し、無事Hさんの借金問題は解決しました。

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石田 優一 弁護士からのコメント

消費者金融等からの借入は、5年支払ができないままになると消滅時効で支払いをしなくてよくなります。ただ、そのためには時効の援用手続きが必要になりますし、途中で消費者金融から裁判をされていると時効の援用ができなくなります。消滅時効の援用は、借金を長い間返済ができなくなっている方の味方になる制度ですが、ご自身で確実に手続きを進めるのは難しいと思います。弁護士に依頼して、安心して手続きを進めることをお勧めします。